東京でのシワ取り・シミ除去などの美容外科なら、豊島区北大塚の「エルテ大塚クリニック」-コラム

シミの種類

シミにはいくつかのタイプがあります。おでこに現れやすいものとして以下のような種類が挙げられます。

老人性色素斑（日光性色素斑）

紫外線ダメージが積み重なった結果できるタイプのシミです。「老人性」とありますが、20代でも紫外線を多く浴びていると出現する可能性があります。初期は薄い茶色で、時間が経つにつれて濃く、広がっていく傾向があります。

炎症後色素沈着

ニキビや虫刺され、スキンケアによる摩擦などで炎症が起きた痕が、茶色っぽく色素が残ってしまう状態です。おでこは皮脂が多くニキビができやすいため、炎症後色素沈着が生じやすいです。自然に薄くなることもありますが、色が残るケースもあります。

そばかす（雀卵斑）

遺伝的な要因が大きく、幼少期から現れる小さな斑点状のシミです。鼻から頬、額にかけて散らばるように現れます。紫外線を浴びると濃くなりやすいのが特徴です。

おでこの生え際・毛穴周辺にシミができやすい理由

おでこや生え際、毛穴の周りにはシミができやすいリスクが潜んでいます。

繰り返される摩擦刺激

洗顔時や髪をかきあげるときなど、無意識のうちに生え際には摩擦が加わっています。この刺激が炎症のきっかけになり、色素沈着として残ってしまうことがあります。

紫外線の影響

おでこは顔の中でも紫外線を浴びやすい場所です。前髪で隠れていても、すき間から紫外線が入り込むことがあります。特に分け目や生え際は無防備になりやすいため、油断できません。

皮脂分泌の多さ

おでこはTゾーンの中心部であり、皮脂腺が活発な部位です。毛穴の詰まりによってニキビができやすく、炎症が治まった後に色素沈着として残るリスクがあります。

シャンプーやトリートメントの洗い残し

意外と見落としがちな原因が、シャンプーやトリートメント、スタイリング剤などの洗い残しです。生え際や額に残った成分が肌トラブルの原因となり、炎症から色素沈着へとつながることがあります。

これらの要因が複雑に絡み合うことで、おでこ周りにシミができやすくなります。まずはどのタイプのシミかを見極め、それに合った対策を考えていくことが大切です。

レーザー治療

レーザー治療は、シミの原因となるメラニン色素に特定の波長の光を当てて色素を分解する方法です。シミの種類に合わせて機器を使い分けることで、より効果的な治療が可能になります。

ピコレーザー

極めて短い時間で照射する「ピコ秒」のレーザーで、熱ではなく衝撃波によってメラニンを細かく砕きます。肌へのダメージが抑えられるため、ダウンタイムが比較的短く済むのが特徴です。そばかす、肝斑、色素沈着など、複数のタイプのシミに対応できます。

Qスイッチルビーレーザー・YAGレーザー

メラニン色素に強く反応する性質を持ち、濃くはっきりとしたシミを狙って治療したい方に向いています。照射後にかさぶたができることがありますが、1〜2週間ほどで自然にはがれ、少しずつシミが薄くなるのが一般的です。

光治療（IPL）

光治療（IPL）は、さまざまな波長の光を肌に照射することで、シミだけでなく赤みやくすみなどにもアプローチできる方法です。レーザーよりも肌への刺激がやわらかく、複数回の照射で徐々に肌の透明感が増していくイメージです。「シミだけじゃなく、肌全体を明るくしたい」「強い刺激はちょっと不安…」という方に選ばれています。

内服薬・外用薬

内服薬は、トラネキサム酸やビタミンC、L-システインなどが代表的です。メラニンの生成を抑えたり、排出を助けたりする働きがあります。医師の指導のもとで、他の治療と併用されることもあります。

外用薬には、ハイドロキノンやトレチノインなどがあります。肌の状態に合わせて処方され、炎症後の色素沈着に使われることが多いです。強い作用を持つため、医師の指導が欠かせません。

ケミカルピーリング

薬剤を使って古い角質をやさしく取り除き、肌のターンオーバーを整える治療法です。毛穴の詰まりやニキビ跡が原因の色素沈着には、ピーリングで肌をなめらかに整えることでシミが目立ちにくくなる効果が期待できます。肌のキメが整い、トーンアップも目指せるため、肌質改善を兼ねて選ぶ方も多いです。

シミの種類・肌の状態・ダウンタイムへの考え方などを総合的に判断したうえで、適切な治療計画を立てることが重要です。

レーザー治療

かさぶたができる場合があります。赤みは数日～1週間程度です。

• 施術直後：赤みや軽い腫れが出ることがあります。
• 数日後：照射部位にかさぶたができる。無理に剥がさないことが大切です。
• メイク：翌日から可能なことが多いですが、患部は優しく扱いましょう。
• 注意点：紫外線対策と保湿は必須。色素沈着を防ぐうえでも重要です。

光治療（IPL）

比較的マイルドな治療のため、ダウンタイムも短い傾向です。ただし、シミが一時的に濃く見えることがあります。

• 施術直後：軽い赤み・ほてりが出る場合あり。通常は半日以内に治まります。
• 数日後：シミが一時的に浮き上がる「マイクロクラスト」が見られることがあります。
• メイク：当日からOKの場合が多いです。
• 注意点：紫外線対策は継続して行いましょう。

内服薬・外用薬

ダウンタイムはほぼありません。ただし、副作用には注意です。

• 内服薬：胃の不快感や発疹などが出る場合があります。
• 外用薬：赤みや刺激、乾燥、皮むけなどが起こることがあります。
• メイク：通常どおり可能ですが、肌が敏感なときは軽めがおすすめです。
• 注意点：医師の指示に従って使用することが大切です。

ケミカルピーリング

使用する薬剤の種類や濃度によってダウンタイムの程度が異なります。

• 施術直後：ヒリつき・赤みを感じることがあります。
• 数日後：乾燥や軽い皮むけが見られることがあります。
• メイク：翌日から可能なケースが多いですが、肌の状態を見て判断しましょう。
• 注意点：肌が一時的に敏感になるため、保湿＋UVケアが大切です。

治療によってダウンタイムの有無や程度はさまざまです。ライフスタイルとのバランスも意識して選択しましょう。

エルテ大塚クリニックでは、シミの状態を丁寧に診断し、患者様一人ひとりに合った施術プランをご提案いたします。東京でシミ治療をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。